中国映画 創刊号
1977.6
■創刊の辞
■中国映画界の現状ー上海映画・演劇関係者との座談会
■中国映画の歴史ー人民映画の中で/持永只仁
■東京・世田谷区中国映画自主上映略史 その1/片岡公正
■新着映画紹介
「中国映画」編集委員会・編集
新着映画紹介
偉大な指導者,教師毛沢東主席は永遠に不滅である
原題:偉大的領袖和導師毛沢東主席永垂不朽
カラー長編記録映画
2時間 35㎜
中央新聞記録電影制片廠
1976年12月制作
文芸新社
一九七六年九月九日死去した毛沢東主席を追悼する中国人民と世界各国人民の姿を記録したもの。九月十一日から行われた遺体との告別、中国各地から集まった労働者・農民・兵士・学生たちが涙を流し遺体と別れを告げる。国内各地での弔問に続いて、九月十八日の天安門広場での百万人の追悼大会、午後三時、八億人民が一斉に黙とうを捧げ、全国の県以上の地域で追悼大会が開かれる。さらに、世界各地での追悼大会の模様や毛主席生前の貴重な姿が、当時のフィルムによって再現される。中国映画界総出で撮影にあたった画期的な作品。
敬愛する周恩来総理は永遠に不滅である
原題:敬愛的周恩来総理永垂不朽
カラー長編記録映画
1時間40分 16㎜, 35㎜
中央新聞記録電影制片廠
1976年12月制作
文芸新社,日中友好協会(正統)
一九七六年一月八日死去した周恩来総理を追悼する中国人民の悲しみを追いながら、周総理がいかに中国人民から親しまれ、敬愛されていたかを克明に描いている。また周総理が、少年時代から一貫して全生涯を中国革命のために尽してきた事跡を、生前の貴重な写真・フィルムで再現してあり、人民の中に深く入り、人民と共に苦楽を分かち合う姿が印象的で、人民の総理として死ぬまで闘ってきたことがよく理解できる。完成後、一年を経て上映されたとう事実も、「四人組」との闘いの中で撮影・編集されたことも、より一層迫力ある内容となっている。
土間に生えたタケノコ
原題:長在屋里的竹笋
魯迅ー戦いの一生
原題:魯迅戦斗的一生
カラー長編記録映画
1時間
上海電影制片廠
1976年8月制作
文芸新社
中国人民から偉大な革命家・思想家・文学者として尊敬される魯迅の逝去四十周年、誕生九十五周年を記念して製作された記録映画。
医学を志して日本へ留学したが、当時の中国社会の病態を救うため、文学の道へ進み、文芸を武器として中国文化に灯をともし続け、中国人民をはげました。
また魯迅は、日本留学時代知り合った藤野厳九郎先生や上海時代の内山完造氏などとの交友によって、日本と中国との絆ともなっていた。貴重なフィルム・写真・手稿・遺品などを通じて、清冽といえる魯迅の人間像を再現する。
岩山にみのる稲
原題:紅旗渠畔展新図
中国映画 創刊号
発行日 一九七七年六月一日
発行者 「中国映画」 編集委員会
頒価 一五〇円