二・二六事件 3 回顧、北一輝他
中国革命党と北一輝及び譚家との経緯 【北大輝ー譚瀛生 タンエイセイ ーの遺骨を中國に埋葬するの所以】 (一) 明治三十七八年、日露戦争に於て、日本が露國に対し、勝利を得るに至るや 中國に夙に潜在せる清朝革命の氣運 遞 すみや かに勃発し、恰も燎原の…
北一輝氏著 日本改造法案大綱 普及版の刊行に際して 日本改造法案の普及は吾等多年の期望であつたが、何事も思ふに任せぬことばかりであつた。 斯の版は同志田中操君の努力によりて刊行せらるゝものである。田中君は一下級船員である。本書を天下に普及せん…
北一輝著 艾秀峰譯 支配日本少壯軍人思想之 日本改造法案 1932 天津大公報社印行 目錄 譯者序言 一、國民之天皇 二、私有財産限度 三、土地處分三則 四、國家統一之大資本 五、勞働者之權利 六、國民之生活權利 七、朝鮮及其他現在與將來領土之改造方針 八、…
明治三十九年十二月二十日發行 諏訪青年會誌 第七十七號 諏訪青年會 雜錄 平壤便り 永田鐵山 雨期とやらむに入りぬる今日此頃降りみ降らずみ糞尿を交へたらん川の巷の流れやうゝの絕えんとする頃は早や暑熱やきつくるが如く倐ちにして糞塵空に吹き煽がれ炎天…
雄叫 〔第一面〕 宣言 今や日本國民は對内的にも對外的にも、奴隷解放戰を戰はざるべからざるの秋を迎へた。實に見渡す限り、全世界を荒掠し全人類を支配するものは人間生存の理趣と其の躍進的活歷史の無視否認以外の何物があるか。過去若くは未來を現在に須…
附錄(四) 帝都二・二六事件一週年を迎へて各關係方面の回顧資料 二・二六事件後一年 二・二六事件一週年を迎へて各關係方面の感想集錄 (1)「幸樂」の女將佐藤らくさんの感想談 雪の思出の日「二・二六」のカレンダーが無殘にひきちぎられてからもう一周…
昭和十三年十一月十三日 故永田鐵山中将銅像除幕式記念 永田鐵山中将記念会 永田鉄山中将ハ明治十七年一月十四日上諏訪町本町ニ生マル郡立高島病院長永田志解理氏ノ四男ナリ高島尋常高等小学校ニ学ブ年少志ヲ立テテ東京陸軍地方幼年学校ニ入リ進ミテ陸軍士官…
表紙には、「朴烈文子怪写真の真相」とある〔右上に「秘」の赤い角印のあるものもある。〕。18センチ、112頁。発禁処分:大正十五年 〔一九二六年〕 十一月八日。 ・口絵 〔写真3枚〕 〔上左〕 この写真は…… 椅子に腰掛けてゐる朴烈が、予審終結決定書を読ん…
宮中重大事件に就て 拝呈 益々御健勝に渡らせられ候趣為国家奉欣賀候、然ば兼御同様心痛罷在候宮廷に係はる不逞権臣等が不届き極まる陰謀は其の第一着手として東宮妃御婚約御破談を企て候儀は御承知の如く、東宮御用係御学問所出仕杉浦重剛氏が平生殿下に御…
秘 告発状 告発人 ○○市○○町○○通○丁目○○ ○○○○ 被告発人 北一輝 西田税 不敬罪ノ告発 告訴ノ事実 一 〔省略〕 二 然ルニ被告人北一輝、西田税ハ欧米ヨリ輸入シタル不逞極マル民主思想ニ●ズレ「日本改造法案大綱」ナルモノヲ著シテ最モ兇悪ナル民主々義ニヨル皇…
昭和四十年 〔一九六五年〕 二月五日発行の『新勢力』 第十巻 第二号 通巻第七十八号 は、「二・二六事件三〇年記念号」である。 ・二・二六事件記念慰霊像建設までのあれこれ …… 河野司 ・ひと“二。二六”を反動と呼ぶ …… 田々宮英太郎 ・「国体論」への回想…
牧野内大臣、関屋宮内次官、東久世内匠頭等の大逆不敬事件 (以印刷代謄写) 牧野内大臣、関屋宮内次官、東久世内匠頭等の大逆不敬事件。 宮中巨頭が赤化共産党と結托せる大逆不敬事件。-莫大なる賄賂の為めに皇室財産を盗窃せる、故松方正義、牧野伸顕等の…
北一輝を語る 長田實 前書 上海に在ること三十有余年、支那第一次革命以来大陸に馳駆する支那革命家を陰に陽に援け、「日支融和結合せざれば天下治まらず」の信念の下に已に今日の亜細亜再建に具えて当時の微々たる青年を、前維新政府大官にまで育て上げたほ…
嗚呼朝日平吾 親友奥野貫著 頭山満 武富時敏 野口権大僧正 田中捨身 内田良平 佐々木照山 諸先生 題字 序文 嗚呼朝日平吾 東京 神田出版社発行 大正十一年壱月十日発行 〔19.4センチ、364頁他〕 口絵 〔写真14葉〕 ・嗚呼朝日平吾君 ・頭山満翁題 ・野口権大…